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2019.12.03

コートの種類

秋から春にかけてのコーデの主役となるアイテムのひとつがコートです。もともとは防寒という機能を重視したアイテムですが、様々な種類のものがあり、選び方によっても周囲に与える印象は大きく左右します。そのため、アイテムセレクトはしっかりと行いたいところです。とはいえ、コートを取り入れたコーデは難易度も高く、シーンによっても相応しいアイテムは異なります。そこで、今回はビジネスとカジュアルに分けて、それぞれのシーンにあったメンズコートの選び方をご紹介します。
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TAGS : STYLING /

秋冬のオン・オフのコーディネート

気温が下がる秋から冬にかけて、コートは欠かすことができないアイテムとなります。そこで、まずはこの季節のオン・オフのコーディネートに使えるコートとその特徴や着こなしのポイントをご紹介します。

引用:Instagram fabriziodipaoloph

紳士的なチェスターコートの特徴

長めの丈で、英国クラシックの代表格に君臨し続けるチェスターコートは紳士的な印象。以前は堅めのイメージをもたれがちでしたが、近年では秋から冬のメンズコーデのトレンドとなっています。

引用:Instagram erik.forsgren

チェスターコートはサラッと羽織るだけで様になり、ニットはもちろんのことスウェットなどのスポーティなインナーとの相性もいいので、一着あればコーデの幅が一段と広がります。
カジュアルな服装と合わせる場合は、インナーをモノトーンにするのがポイント。そうすると、あらゆる色のチェスターコートと似合うでしょう。
クラシカルな雰囲気を出したい方は、チェック柄のコートでカジュアルにまとめると良いでしょう。
ブラックのチェスターコートはドレス感が強くなるため、明るめのトーンのジャケットやパンツでカジュアルダウンするのがオススメ。
なお、チェスターコートを着こなすためのポイントは、細身のパンツなどと組み合わせてメリハリをつけ、Yラインシルエットを作ることです。

首元まで締まり、温もりも感じさせるラップコートが人気の理由

引用:Instagram themasternomad

一般的なコートは、ボタンやファスナーなどでフロントを閉じます。それに対してラップコートは、サッシュベルトなどフロントで巻いて、コートを閉じるものです。少し前からレディースコートとして注目を集めるようになっていましたが、ここ最近はメンズアイテムも増えています。
ラップコートはまだまだ定番アイテムとは言えませんが、これから大きなトレンドとなる可能性の高いコートです。実はここ数年、トレンチコートやチェック柄など、レトロなブリティッシュ系ファッションが流行しているのですが、クラシカルな雰囲気を持つラップコートは、ブリティッシュスタイルと相性が抜群なのです。つまり、ここ数年の流行にぴったりなコートなので、これから火がつく可能性が大いにあると予測されるのです。

そんなラップコートは、ジップを開けて着るとラフ、フロントで閉じるとスタイリッシュなシルエットを楽しめます。細身のパンツやタートルネックニットなどと組み合わせたキレイめのコーデがおすすめです。近年は上下ともにオーバーサイズのコーデも流行しているので、ボリューム感のあるワイドパンツとの組み合わせもいいでしょう。女子ウケも間違いなしです。
なお、肉厚のある暖かみを感じるメルトンウールを使用しているものが多く、おり防寒性も申し分のない仕上がりです。

極上のフォックスコートで身を包む。暖かさの秘密

ファーを取り入れたコートと言えば、レディースのものをイメージする方が多いかもしれませんが、フォックスコートは暖かいという利点があるだけではなく、リッチな大人の男性を演出するアイテムとしても人気。

引用:Instagram noriyukibaba

ただし、ファーを取り入れたコートはコーデを間違えると派手な印象を与えてしまうケースがあります。特に全身を包むようにファーを取り入れたコートはかなりの上級者向けです。なので、フードや首元にワンポイントでファーがあしらわれたダウンジャケットや、モッズコートなどが着こなしやすいでしょう。極上のファーで身を包み、颯爽と街を歩くコートはリッチでラグジュアリーなムードを纏わせた逸品です。

誰もが知っているPコートの歴史

引用:Instagram erik.forsgren

Pコートは海軍をルーツとするアウターで、18~19世紀頃のオランダやイギリス、アメリカ海軍の船員が身につけていたと言われています。

現代ではミリタリーファッションの定番アイテムとしてはもちろんのこと、様々なスタイルのファッションに取り入れられるようになりました。軍服にルーツがあることからも分かるように、非常に機能的で、防寒機能と動きやすさが両立されています。ベーシックデザインのコートは、キレイめ、カジュアルの両方に対応出来るのもポイント。
様々なインナー、パンツとマッチしますのでコーデに自信のない方にもオススメです。

ビジネスでも羽織れるコート

冒頭でもお話した通り、コートはあらゆるシーンで身につけるアイテムで、それぞれのシーンに相応しいものを選ぶ必要があります。
中でも、ビジネスシーンにおけるコート選びは悩みの種となってしまいがちです。 続いてはビジネスでも羽織れるコートをピックアップしてご紹介します。

サッと羽織ることが出来るタイロッケンコートの魅力

近年人気急上昇中の「タイロッケンコート」は、ビジネスシーンにもぴったりなコートの代表格です。タイロッケンとは「紐で留める」という意味を持ち、トレンチコートの原型とも言われています。
ボタンでフロントを閉じるのではなく、帯を使って着るというスタイルが一般的なので、サッと羽織ることが出来るのもポイント。

引用:Instagram shuhei_nishiguchi

スーツスタイルにはもちろん、カジュアルスタイルとの相性も抜群なので、オン・オフを問わず身につけることが出来るコートとなっています。着こなしのポイントとしては、ゆったりとしたシルエットを活かすことです。袖周りも太めのものが多いので、レザーや軽アウターの上から”ガバッと”したコーディネートでもオススメ。

フロントをベルトでしっかりと締めることで、スマートなAスタイルのシルエットを作ることも可能です。全体を落ち着いた色でまとめた上で、ベルトを締めるとよりシックで洗練された印象を与えることが出来ます。
近年のトレンドを取り入れたいのであれば、オーバーサイズのものを選ぶのもおすすめです。スーツスタイルではもちろんですが、イージーパンツやスニーカーなどと組み合わせたミックススタイルにもマッチします。

襟立がキレイなスタンドカラーコート

襟を立てたスタイルが印象的なスタンドカラーコートもビジネスシーンで人気のアイテムのひとつです。大きめの襟を立てることによって小顔効果が得られることもあり、女性にも人気ですが、ビジネスシーンでは「デキる男」の雰囲気を演出してくれます。
定番カラーは黒、ネイビー、グレーです。落ち着いたカラーとの相性が抜群のスタイルですが、周りと少し差をつけたいのであればライトグレーなどの明るめもおすすめです。

引用:Instagram iamgalla

シルエットにも様々なものがあり、ショート丈のもの、チェスターコート風、トレンチコート風のものなどそれぞれ印象は大きく異なります。
また、トップボタンを開けた時の「V字」が綺麗なバランスを表現。
薄手の生地のものも多いので、真冬のみでなく秋や春などのシーズンに使いやすいという点も魅力のひとつです。

軽くて野暮ったさを感じさせないダウンジャケット

ダウンジャケットはもともとアウトドア向けのウェアですので、一見ビジネスシーンには不向きに思えるかもしれません。確かに、厚みのあるダウンジャケットはどうしても野暮ったい印象を与えてしまいがちです。
しかし、新素材などの登場で薄くて軽量なダウンジャケットも登場してきました。こういったスタイルのものであればビジネスシーンにも違和感なくフィットします。

引用:Instagram otokomaeken

見た目がスポーティな印象は残りますが、それがファッション上のアクセントとなるでしょう。
ライト系のダウンジャケットにもさまざまなデザイン・カラーのものがありますが、ビジネスシーンで身につけるのであれば、落ち着いたトーンのものがおすすめです。
近年では、ビジネスシーン向けのダウンジャケットも増えていますので、選択肢は豊富です。

まとめ

単にコートと言っても様々な種類のものがあります。全身を覆うスタイルのものが多いため、人に与える印象を大きく左右することもあるでしょう。「失敗できない」と選び方に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回ご紹介したポイントを参考にして選んでみてください。
きっと、オンでもオフでも身につけることが出来る、ぴったりなアイテムを見つけられるはずです。

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