リネン(麻)とは?生地の特徴・デメリット・春夏にぴったりの理由を解説 - junhashimoto
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2023.05.30

リネン(麻)とは?生地の特徴・デメリット・春夏にぴったりの理由を解説

この記事では、春夏にぴったりのリネンとは、どのような素材かわかりやすく解説。通気性・吸湿性・速乾性が高いといった春夏に最適な理由や、着用する際に気をつけたいデメリットまで理解できます。リネンのアイテムを選ぶ際のぜひ参考にしてください。
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引用先:Erik Forsgren

リネン(麻)とは?生地の特徴・デメリット・春夏にぴったりの理由を解説

「春夏にリネンのアイテムをよく見かけるのはなぜだろう?」

「リネンのアイテムは、どのようなところがいいの?」

このような疑問を持つ方向けに、この記事ではリネンとはどのような素材かわかりやすく解説。通気性・吸湿性・速乾性が高いといった春夏に最適な理由や、着用する際に気をつけたいデメリットまで理解できます。リネンのアイテムを選ぶ際のぜひ参考にしてください。

そもそもリネン(麻)とは?

引用先:Najibasma

そもそもリネンとはどのような素材なのかといった概要について、以下で解説します。

リネンとは麻の一種を原料とした天然素材

リネンとは、麻の一種である亜麻(フラックス)を原料にして作られる天然素材。リネンは、フランス語ではリンネルです。リネンはとても丈夫な素材で長持ちし、使い込むほどに味わい深い風合いがでます。また、吸水性・通気性・保湿性に優れているので、さっぱりと涼しく過ごしたい春夏の素材に最適です。

リネンと麻の違いは?

リネンは、亜麻の原料とする織物全般を指します。一方で麻は、麻という植物から作られるリネン・ラミー・ヘンプ・ジュートなどさまざまな種類が含まれます。つまり、リネンは麻の一種なのです。

また、リネンと一口にいっても

  • アイリッシュリネン
  • フレンチリネン
  • コットンリネン
  • ストレッチリネン

など、産地や混紡の素材の違いによってさまざまな種類があります。

ちなみに、日本では家庭用品品質表示法でリネンとラミーが麻と表示されることを許可されています。

春夏にぴったりなリネン(麻)の生地の特徴について

引用先:Phillip Conradsson

ナチュラルで涼しげな雰囲気があり、通気性・吸湿性・速乾性に優れたリネンは春夏にぴったりな素材です。以下で、そのようなリネンの生地の特徴について以下で詳しく解説します。

リネン(麻)の魅力はナチュラルで軽やかな風合い

リネンには、独特な光沢・凸凹感・シワ感があります。このようなナチュラルな風合いがリネンならではの魅力です。涼しげで軽やかな印象を与えるので、夏のコーデのアクセントに最適です

リネン(麻)は通気性が抜群

リネンの生地は通気性が高いので、湿度の高いジメッとした梅雨や暑い夏にぴったりです。リネンを触るとわかりますが、表面がとてもサラサラしています。肌にくっつくような感触がないので、夏にリネンは好まれるのです。

リネン(麻)は吸湿性と速乾性が高い

リネンの生地は、吸湿性と速乾性が高いです。夏の暑い日に汗をかいても、すぐに乾いてさらっと快適に過ごせます。洗濯をした際に乾きやすく、また扱いやすいこともリネンの魅力の1つと言えるでしょう。

リネン(麻)は丈夫

リネンは、天然素材の中でもトップクラスの丈夫さを持っています。また、濡れた際に強度が増すという性質も持っているので、洗濯による傷みを気にせずに夏のコーデでヘビロテできます。丈夫な素材なので、経年変化が楽しめることもポイントと言えるでしょう。

リネン(麻)は汚れにくくて抗菌性が◎

リネンは、汚れにくく、抗菌性が高いという特徴があります。リネンが汚れにくい理由は、ペクチンが含まれていること。ペクチンには、汚れを染み込みにくくし、抗菌性を高める効果があります。カビや雑菌が繁殖しづらいので、リネンのアイテムは衛生的に着用できます。

リネン(麻)の生地を選ぶデメリット

引用先:Najib Asma

リネンの生地を選ぶデメリットと、その対策について以下で解説します。

リネン(麻)はシワになりやすい

リネンは、洗濯によって繊維が偏りやすかったり、他の素材よりも硬かったりと、シワになりやすくなる条件が揃っています。シワだらけになるのを防ぐには、平に広げてから干したり、濡れた状態で干したりといった方法が効果的です。

ただし、リネンはシワを伸ばしたとしても、着用しているとシワができやすいです。そのため、シワを含めたナチュラルな雰囲気を生かしたコーデにまとめるのがおすすめです。

リネン(麻)は洗濯で縮みやすい

リネンは、洗濯と乾燥によって縮みやすいです。リネンのアイテムは洗濯表示をしっかりと確認し、ネットに入れて洗いましょう。乾きやすい素材なので、脱水や乾燥を避けると縮むことを最小限に抑えられます。

リネン(麻)は透けやすいのでインナーが必要

リネンの生地は、光にかざすとわかりますがとても透けやすいです。特に白などの薄い色の場合には、インナーが必要となるでしょう。リネンのアイテムを着用する際は、透けることを前提にコーデを考えましょう。

リネン(麻)のおすすめのアイテム3選

リネンを使ったおすすめのアイテムについて、以下で3つ紹介します。どのようなリネンのアイテムを選べばよいか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

OVER LINEN SHIRTS

大人の男性のこなれた雰囲気を演出するリネンとレーヨンの混紡のシャツです。ストレッチが効いていてゆったりとしたシルエットと、リネンの通気性のよさが相まってドライタッチの軽やかな着心地が楽しめます。落ち着いた色味のカラーバリエーションも魅力。同じ素材を使ったパンツとのセットアップで着用すれば、リラックス感のある大人っぽいコーデが簡単に決まります。

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9 TUCKLESS SLIM PANTS

OVER LINEN SHIRTSと同じ素材を使ったリネンとレーヨンの混紡のイージーパンツです。履き心地がよく、ほどよいリラックスした印象に仕上がっています。すっきりとした爽やかな印象を与える9分丈と、製品洗い加工を行ったリネンの素材感が涼しげな雰囲気を醸し出しています。どのようなアイテムにも合わせやすいので、春夏のコーデの幅を大きく広げてくれる逸品と言えるでしょう。

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PULLOVER LINEN SHIRTS

リネン100%の爽やかで清潔感のある高級フレンチリネンのプルオーバーシャツです。リラックスしたシルエットながらも、細い番手の糸を使って織られたフレンチリネンの光沢感や風合いによって上品な仕上がり。ふんわりとした柔らかな着用感で、夏でも気持ちよく過ごせます。

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春夏はリネン(麻)の服で爽やかにおしゃれを楽しもう

リネンは春夏にぴったりの通気性がよくドライタッチな素材で、その独特な風合いによってコーデのアクセントにもなります。春夏のコーデは、どうしてもカットソーばかりになってマンネリになりがち。そのような春夏のコーデにおいて、バリエーションを広げるうえでもリネンのアイテムは役立ちます。2023年の春夏は、リネンのアイテムを取り入れて、涼しく爽やかにおしゃれを楽しみましょう。

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